Vision
「人間がまだ見えていない情報」を「人類のために活用する」
広がる近赤外線の可能性
①カラー暗視の原理
人の目が判別できる可視光波長(R,G,B)と近赤外線波長(IR1, IR2, IR3)の相関関係を利用して色判別を行う技術
知財状況
■特許権(登録済み)を保有
- 国内:産総研と共有(50%)かつ独占的利用権確保
- 海外:自社で権利確保
■基本特許(カラー化するロジック)で迂回技術をシャットアウト
暗闇でもカラーで見える独自技術
●産総研で開発されたユニークな光学技術
●独自の「赤外線カラー暗視撮影」により暗闇でもカラーで鮮明に情報を伝える
Color Night Vision の特徴
●違いはイメージセンサーのみ。
従来のカメラの機能を損なわず、カラー暗視を追加機能として付加することができます
●色再現は近似値ですが、人・モノに対する認識力を大幅に改善することができます
●現在のカメラとほぼ同等の価格で提供できます
●ナノルクス独自技術です(特許登録済み)
②イメージセンサー
IRカラーイメージセンサー
ウエハー
新規開発不要
既存のウエハーを使用
どのセンサー会社の
ウエハーでも活用可能
カラーフィルター
ナノルクスの独自技術
通常のRGBフィルターの代わりに、近赤外線を分光するフィルターを組成
パッケージ
新規開発不要
既存のパッケージを使用
近赤外線マルチスペクトルフィルター
ファブリー・ペロー構造
3µmサイズのファブリーペローフィルターの試作例
Slot No.6 wafer
IR マルチスペクトルセンサー
新センサーによるIRカラー映像
●ゴースト・フレア実用レベル
●ノイズ 問題無し
●斜入射光 従来1um厚フィルターの場合
垂直入射と比べて20度斜入射の混色率は
In FP process, 1%以下の劣化に抑制されている。
③応用技術
事業領域・アプリケーション
ナノルクスのIRカラーカメラセンサーでセキュリティ市場、自動車市場でPoC進行中。大学との共同研究成果を活用して医療・ヘルスケア分野への拡大を目指す。